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覚悟を決める [雑感]
今日主人の叔父さまの告別式がありました。
ご長男の会葬者に対する挨拶で、感動的な言葉があったので紹介しますね。
「なるようにしかならない」
肝臓がんが二年前に見つかり、今年の桜の咲く頃まで持つかどうかと言われていました。
この前のお盆に親族みんなで集まったときには、一緒に参加された叔父様です。
誰にも、家族にも、あちこちが痛いとも苦しいとも、一言も漏らさなかったそうです。
今年の1月から東京で一ヶ月間の放射線治療を受けたあとは、ひとりで帰ってきました。
その際、途中のとある県に嫁いでいる自分のお姉さんのところにひょいと寄って来たそうです。
その後は治療らしい治療法もなく、薬は飲むけれど自宅療養をしていましたが、
10日ほど前、ちょっと入院するわ・・・10日くらいで帰るから・・・と言って・・・
でも、無言の帰宅でした。
ご長男がこれまでのお父さんの言葉で印象に残っているのが、先程の
「なるようにしかならない」
でも、これはネガティブな意味ではなく、
今時分に降り掛かった事象に対して、怒っても嘆き悲しんでも、極端に喜んでも
その後の結論は自分でコントロールできるものではない。
だから、ありのまま受け入れて、自分にできる範囲で物事に対処することだ。
という、どちらかと言うと、ポジティブな意味で言うのだそう。
最後の入院も、ある程度の覚悟は決めていたのかもしれないけれど、
周りには、すぐ帰ってくるよ・・・と深刻さを醸し出さない気遣い。
息を引き取る寸前まで、苦しみながらも口には出さない意志の強さ。
100個近くの供花が斎場に並ぶほど、皆さんに慕われていたお父さん。
そんな父を尊敬します!
そんな風にご挨拶していました。
人は誰しもいつかは天に召されます。
例外はただひとりといません。
ただ、誰もその時期がいつか知らないのです。
だから、まだまだ人生はこれからもずっと続くと信じて毎日を生きています。
でも、ある日、人生のタイムリミットがわかってしまったら?
その時でも、これまで変わらず、自分の人生を全うできるでしょうか?
飄々としながらも、心の底には覚悟がなければ、心が壊れてしまいそうです。
そんなにたくさんの方の告別式に参加したわけではありませんが、
これまでにない、私にとっては良い印象をいただいた告別式でした。
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